高松山 観音寺/高松神社
大同二年(807)徳一大師が薬師如来を安置したのが始まりとされる古刹であったが、天正年中(1573〜1592)伊達政宗の兵火により全焼、文禄年間定覚が中興したという。
ふくしま‐けん 【福島県】
東北地方最南端の県。明治元年(一八六八)に陸奥国から分かれた岩代国と磐城国の大部分にあたる。同四年の廃藩置県により、平(磐前)・二本松(福島)・若松の三県が成立。同九年合併して福島県となり、同一九年に東蒲原郡を新潟県に移管して現在の県域が定まる。県庁所在地は福島市。
『日本国語大辞典』
大同二年(807)徳一大師が薬師如来を安置したのが始まりとされる古刹であったが、天正年中(1573〜1592)伊達政宗の兵火により全焼、文禄年間定覚が中興したという。
葦名氏の始祖三浦佐原十郎義連の墓と伝える宝篋印塔で、周囲には五輪塔十基、東側には会津に入部した保科正之と孫の松平正容によって建立された顕彰碑が残されている。
中世懸田氏の居城跡で、応永二十年懸田定勝が伊達持宗と大仏城で挙兵、足利持氏を迎撃するも敗退、この頃より伊達氏と連携を図った懸田氏は、俊宗の代に伊達晴宗により滅亡した。
会津若松と日光今市とを結ぶ下野街道の宿場町で、天正十八年、小田原参陣のため伊達政宗が大地(大内)まで到着するも、故あって引き返し、別路で小田原に至った。