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@kenc0224

宮城県生まれ。南奥羽の名所旧跡を悠々閑々と訪ね歩き、物見遊山に日を暮らす掃苔家で巡拝家、時折登城家としても活動するブロガー。掻い撫での道楽者ゆえ、歴史は苦手。気の利いた著者略歴が書けず、いつも頭を悩ませている。

笹谷峠

古歌で知られる有耶無耶関跡がある藩境の峠で、慶長出羽合戦において最上義光の援軍要請に応じた際や、最上家の改易で保春院を仙台領内に引き取る際にもこの笹谷峠が使われた。

一栗城跡

大崎氏旧臣であった氏家兵部隆春の居城跡で、隆春は一栗に住したことから一栗(ひとつくり)氏を名乗り、大崎氏の所領没収後は最上領へ赴き、最上義光に召し抱えられた。

機織沼

古来より様々な伝説が残される霊沼で、一説に葛西家臣の西郡新右衛門が深谷の役で討死し、その報を受けた奥方がこの沼に入水、以来機織りの音が聞こえ、弁財天が祀られたという。

庭坂塞

慶長五年(1600)十月、福島城攻略の報を聞いた庭坂の土民らが政宗方に内応し、米沢から駆け付けた上杉軍を襲撃したとされ、のちに仙台への防備として砦が築かれたという。

寿安堰跡

仙台藩主伊達政宗家臣の後藤寿庵によって開削された胆沢地方南部の用水堰で、当地方の荒廃を見た寿庵が揚水を計画、小山村大違まで開通後、同志が引き継ぎ完成に至った。

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