延徳寺遺跡
伊達家臣の館跡と見られる城館及び集落跡で、井戸や竪三引両が描かれた漆器などが発掘されており、遠藤基信との関連も指摘されている。
よねざわ[よねざは] 【米沢】
山形県南端の地名。米沢盆地の中心地。江戸時代、上杉氏一五万石の城下町として繁栄。伝統の米沢織などの繊維工業が行なわれるほか、電気機器工業などがさかん。明治二二年(一八八九)市制。
『日本国語大辞典』
延徳寺は塩野毘沙門堂の別当寺で、大同四年(809)創建、延徳二年(1490)伊達尚宗の再建と伝え、天正年間、鷹狩りに赴く政宗が度々立ち寄っている。
板谷街道沿いの羽黒堂および別当の普門院から成る上杉鷹山所縁の国史跡で、天正年間、政宗が板谷峠越えで出陣する際には都度参詣し、酒などの献上を受けている。