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市指定天然記念物 かめ杉

鷹乃杜団地の中程にある推定樹齢三五〇年の大杉で、政宗の寵愛していた鷹が急死した際、この地で手厚く葬ったという。

市指定天然記念物 かめ杉の来歴

亀杉の由来

今から約三百年前藩祖伊達政宗公がこの地に一日鷹狩りを催したところ、日頃ちょう愛の鷹を放ったところ、何故か日頃の元気さを失い、急に落下、その場で死んでしまいました。政宗公はひどく悲しまれ、近所の農家から素焼の瓶をもらいうけて鷹を土中に手厚く葬い、その傍に杉を植えました。その後杉は大木に育ち、四方に枝を張り広げて見事な枝ぶりの杉の大木になりました。このように鷹を瓶に入れて葬ったところから、この杉を「瓶杉」転じて「亀杉」と呼ぶようになりました。

昭和四十四年 富谷町天然記念物
鷹の杜長生会 山路アイヲ書

贈 加藤石材店

昭和五十五年八月

『現地石碑 碑文より』

市指定天然記念物 かめ杉へのアクセス

  • 〒981-3351 宮城県富谷市鷹乃杜2丁目21
  • 地下鉄南北線「泉中央駅」よりバスで「富ヶ丘二丁目」下車、徒歩6分
  • 東北自動車道「泉IC」より車で8分

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