開会山 妙関寺/市指定天然記念物 乙姫桜の来歴
白河市指定天然記念物 乙姫桜
指定年月日 昭和三八年一月一八日
所在地 白河市金屋町
大きさ 高さ約一三m 幹回り約四m樹齢約四〇〇年と推定されているベニシダレザクラで、高さは約一三m、幹回り約四mです。花は濃いピンク色で花弁が美しく、白河地方には数少ない、あでやかで美しい桜のため「乙姫桜」と称されています。
江戸時代、仙台藩主伊達政宗(一五六七〜一六三六)が徳川将軍家へ桜の苗木を献上する途中、白河で休息した際に住職がその内の一本を望み、現在の場所に植えられたと伝えられます。
その後、寛保元年(一七四一)に日蓮宗の寺院、妙関寺がこの地に移転し、以来現在まで同寺の境内となっています。
同種の桜は前橋・宇都宮にも植えられたと伝えられますが、現存するものはこの桜だけだとされます。
白河市
『現地案内板』
開会山 妙関寺へのアクセス
- 〒961-0943 福島県白河市金屋町116
- JR東北本線「白河駅」より徒歩10分
- 東北自動車道「白河IC」より車で10分
- 東北自動車道「白河中央スマートIC」より車で10分