政宗の福島侵攻の際、上杉と戦って功をあげた羽黒神社と別当寂光寺
福島県北部、阿武隈川が市域を北流し、福島盆地の中心に位置する福島市。市街中央に、古くから青葉山とも称され、羽山、羽黒山、熊野山の三峰が信夫三山として信仰されてきた信夫山があり、中心となる羽黒山には、信夫・伊達一帯の総鎮守であった羽黒神社があります。
羽黒神社はかつて羽黒大権現といわれ、青葉山 寂光寺が別当でした。慶長五年(1600)政宗の福島侵攻に際し、上杉と戦って功を挙げた縁で同七年寂光寺法印慶印は仙台に移り、羽黒神社と寂光寺は仙台城残月亭があった南脇に建立されました。仙台の青葉山の名は、この寂光寺の山号に由来すると伝わります。
羽黒神社へのアクセス
- 〒960-8252 福島県福島市御山谷8
- 東北本線「美術館図書館前駅」より車で10分
- 東北自動車道「福島飯坂IC」より車で15分
青葉山 寂光寺跡へのアクセス
- 〒960-8252 福島県福島市御山谷
- 東北本線「美術館図書館前駅」より車で10分
- 東北自動車道「福島飯坂IC」より車で15分