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香積山 天王寺/飯坂宗康の墓

飯坂宗康の墓と伊達輝宗寄進の観音堂が残る香積山 天王寺。

香積山 天王寺の来歴

福島県中通り北部、福島盆地北西部に位置し、阿武隈川支流の摺上川中流にある県内有数の温泉街、福島市飯坂町。摺上川に架けられた十綱橋から上流、大作山から延びる丘陵下には、飯坂城主飯坂宗康が菩提寺と定め、自身の墓と位牌が残される香積山 天王寺があります。

天王寺は日本四天王寺の一寺といわれ、第三十一代用明天皇の開基と伝えられています。文治五年(1190)源頼朝の平泉攻めによる大鳥城落城の際、兵火により消失するも、応安七年(1374)智鑑禅師が再興。後世の盛衰によってこの寺も衰微しますが、天正三年(1576)飯坂城主飯坂宗康が中興に力を尽くしました。

境内には、飯坂城主飯坂右近将監宗康の墓塔があるほか、これまでの飯坂氏の功績を讃える碑が建立されています。また、本堂裏手には、天正年間(1573〜1593)伊達政宗の父、輝宗の寄進により建立されたという観音堂(三済閣)があり、奥州三十三観音および信逹三十三観音の第十一番礼所となっています。

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香積山 天王寺へのアクセス

  • 〒960-0201 福島県福島市飯坂町天王寺11
  • 福島交通飯坂線「飯坂温泉駅」より車で8分
  • 東北自動車道「福島飯坂IC」より車で12分

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