支倉メモリアルパーク/伝支倉六右衛門常長の墓の来歴
支倉メモリアルパーク
支倉常長像
大郷町の常長像は、日本を代表する彫刻家(故)佐藤忠良氏の作品です。平成4年に現在の道の駅おおさとに建立され、平成8年の支倉常長メモリアルパークの整備にあわせて、この地に移設されました。
常長の銅像は、大郷町のほか国内に2ヶ所(仙台城二の丸、石巻市月浦)、海外にはメキシコ、スペイン、イタリア、キューバとゆかりの地にあります。
ふたつの大洋を越えた支倉六右衛門常長
仙台藩主伊達政宗の命を受け、通商交渉のため慶長遣欧使節団大使として日本人で初めて太平洋・大西洋を横断した支倉常長。スペイン国王やローマ教皇との謁見など日本の外交史に大きな功績を残しましたが、徳川幕府のキリシタン弾圧によってこの事実は闇に葬られました。
大郷町では、常長は帰国後、世の中との接触を避けてこの地に隠棲し、84歳の天寿を全うしたと語り継がれてきました。政宗は苦難を乗り越え帰国した功臣である常長を幕府から守ろうという思いは当然にあったものと推察され、常長が謎のまま生涯を終えなければならない理由がここにあったと伝えられています。
『現地案内板』より
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支倉メモリアルパークへのアクセス
- 〒981-3522 宮城県黒川郡大郷町東成田山合4−1
- 三陸自動車道「松島大郷IC」より車で10分
- 仙台北部道路「利府しらかし台IC」より車で9分