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家老の梅跡

林昌院跡地(旧佐原小学校跡地)であるこの地には、伊達輝宗を追って殉死した遠藤基信を偲び、紅梅が植えられていたという。

『家老の梅』由来

「(伊達)政宗追欠 あぶくま川平石の渡にて 追付 義継と輝宗を一刀打ち 政宗にげて 信夫佐原寺にて輝宗の死骸をほうむりけり」
「追いはら(腹)の侍十九人有之 御家良の墓に梅を植けり」
『佐原村根元記』

天正十三年(一五八五)十月八日(旧暦)、二本松城主・畠山義継は輝宗を拉致。駆付けた政宗は義継と父・輝宗を諸共に討った。ご遺骸は佐原の寿徳寺にて(現・慈徳寺)荼毘。二週間後の十月二十二日(輝宗の二七忌の日)家老・遠藤基信割腹、殉死。伊達家は林昌院木戸口(現在地)に基信を偲び、供養のために紅梅を植えた。この見事な樹こそが、四百年の時空を超えた紅梅である。

平成二十一年九月二十七日
輝宗公四百五十年忌供養前年
慈徳寺幻住二十五世 祖峰一之 謹書

『現地案内板より』

家老の梅跡へのアクセス

  • 〒960-2158 福島県福島市佐原田中内
  • JR東日本「福島駅」よりバスで「佐原」下車、徒歩1分
  • 東北自動車道「福島西IC」より車で11分

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