慶長五年(1600)十月五日条
此節、景綱父子亘理城を出陣し伊達梁川表に向て大隈川の西に陣を備ふ、其故ハ梁川城に兼て景綱家臣須田大炊光頼と云武功の者を入置て御当家の押とす、此城ハ大隈川の東にして福嶋より五六里あり、味方の地に程近し故に此筋用心のため、殊にハ景綱在所亘理より路次の便宜あるに因て、彼所に陣取せしむ、高野壱岐も在所丸森より直に彼筋へ出陣す(後略)
『片倉代々記』
大枝城跡へのアクセス
- 〒960-0702 福島県伊達市梁川町東大枝舘
- JR東北本線「藤田駅」より車で11分
- 東北自動車道「国見IC」より車で13分