愛宕神社の来歴
伊達天正日記
天正十六年十二月廿四日条
う 廿四日
天気吉、朝御風呂ニ御入候、昼時分愛岩(宕)ヘ御参候、竜法寺より、御まほり・御酒・御茶参候、赤井備中守よりくりけの馬上被申候、則御いてき、御らんし候、
『戦国史料叢書 第2期 第11 伊達史料集(下)』
貞山公治家記録
天正十六年十二月廿四日条
◯廿四日癸卯愛宕へ御参詣◯龍宝寺実鏡法印ヨリ御守并ニ御酒茶献セラル◯赤井備中御馬〔黒毛〕献上ス
『伊達家治家記録 第1』
愛宕神社
愛宕山(標高五五六メートル)の山頂に鎮座。祭神は軻遇突智命大山祇命。大同二年(八〇七)の創建と伝えられる。長井・伊達・蒲生・上杉氏の各歴代領主の崇敬が深く、上杉景勝からは社領二五石を賜った。また、明和八年(一七七一)六月五日、日照り続きの中で上杉鷹山が近習を従え降雨祈願に参拝、数刻後に慈雨が降り出し農作物が蘇生、領民が喜んだ逸話が有名である。
例祭日は八月二日で、山麓の地蔵園から御興渡御が行なわれる。
また、八月一日の早朝には愛宕山民衆登山、夜には「愛宕の火まつり」が盛大に催される。
米沢市
『現地案内板』より
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仙台市
仙台総鎮守 愛宕神社
愛宕羽山両神社へのアクセス
- 〒992-0066 山形県米沢市遠山町1479−1
- JR東日本「米沢駅」よりバスで「館山一丁目」下車、徒歩22分
- 東北中央自動車道「米沢中央IC」より車で15分
愛宕神社へのアクセス
- 〒992-0075 山形県米沢市遠山町2060−11
- 上記「愛宕羽山両神社」より山頂まで徒歩60分
- ナビ案内による北側車道は非常に狭いので、愛宕羽山両神社からの参道を登るのが無難