宮城県東南部に位置し、北は阿武隈川によって限られ、西は阿武隈山脈によって角田市と接する亘理町。町の西部、亘理平野を見下ろす旭山の高台に、浄土宗 称名寺があります。称名寺は、涌谷に移った光明院跡に残された草庵が秀明寺となって、のちに称名寺と改められました。
称名寺には、武石氏が寄進した伝わる鎌倉初期の阿弥陀如来像(黒本尊)のほか、武石氏が千葉から移植したと推定される「国指定天然記念物 称名寺のシイノキ」があります。また「県指定天然記念物 称名寺のスジダイ」の根元には、宗実の小姓・柴田彦兵衛と父母、政宗側室・荘厳院、宗実側室・長寿院の墓も残されています。
朝日山 荘厳院 称名寺へのアクセス
- 〒989-2351 宮城県亘理郡亘理町字旭山1
- 常磐線「亘理駅」より車で8分
- 常磐自動車道「亘理IC」より車で15分