広福山 長禄寺

須賀川市

政宗の叔母で須賀川城主であった大乗院の墓が残る広福山 長禄寺

福島県南部、東方の阿武隈山脈と西方の奥羽山脈に挟まれた丘陵地帯に位置する須賀川市。市街地北部に奥州街道の宿場町である旧北町(現須賀川市北町・長禄町ほか)があり、北を流れる釈迦堂川の南岸には、須賀川城落城時の女城主、大乗院(阿南姫)の墓が残る広福山 長禄寺があります。

須賀川城主二階堂盛義の後室大乗院は、伊達晴宗の娘で政宗の叔母に当たり、また先代の会津黒川城主蘆名盛隆は大乗院の嫡子、蘆名義広は孫婿であったことから、政宗が大乗院や家臣らに帰属を働きかけるもそれを拒絶、領内は対応をめぐって分裂状態にあるなか、政宗の須賀川城攻撃を招くことになります。

須賀川城攻防の際、政宗に内応した重臣守谷筑前守俊重がもと須賀川城の西にあった長禄寺に火を放ったため城下が火の海と化し、須賀川城はついに落とされます。落城後、佐竹氏に身を寄せていた大乗院は、佐竹氏の秋田移封に同行中、思い出深い須賀川で病に倒れ、現在地に移転した長禄寺に葬られました。

広福山 長禄寺へのアクセス

  • 〒962-0856 福島県須賀川市北町3
  • 東北本線「須賀川駅」から徒歩で11分
  • 東北自動車道「須賀川IC」から車で7分

東北の名城を歩く 南東北編 宮城・福島・山形

飯村 均 編
室野 秀文 編

kenc0224

南奥羽の名所旧跡を悠々閑々と訪ね歩き、物見遊山に日を暮らす掃苔家で巡拝家、偶に登城家なブロガー。掻い撫での道楽なため歴史は苦手。大河は、独眼竜政宗、炎立つ、八重の桜(会津編)、真田丸がお気に入り。雨降りの日は籠居して、家紋の図案を物します。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

kenc0224

南奥羽の名所旧跡を悠々閑々と訪ね歩き、物見遊山に日を暮らす掃苔家で巡拝家、偶に登城家なブロガー。掻い撫での道楽なため歴史は苦手。大河は、独眼竜政宗、炎立つ、八重の桜(会津編)、真田丸がお気に入り。雨降りの日は籠居して、家紋の図案を物します。

最近の記事

  1. 勝楽山 高蔵寺 / 高蔵寺阿弥陀堂

  2. 小手森城跡

  3. 大森城跡

新着記事 オススメ 特集記事
  1. 勝楽山 高蔵寺 / 高蔵寺阿弥陀堂

  2. 小手森城跡

  3. 大森城跡

  1. 小手森城跡

  2. 大森城跡

  3. 国指定史跡 舘山城跡

  1. 人取橋古戦場跡

  2. 摺上原古戦場跡 / 町指定史跡 三忠碑

  3. 粟ノ巣古戦場跡

TOP