福島県北東部、中通りの最北部に位置する県北の玄関口、伊達郡国見町。その町の北東端、牛沢川東岸の山地山麓に旧光明寺村(現国見町光明寺)があり、村名の由来となった朝宗夫人の菩提寺光明寺跡に建立された福聚寺には、夫人である結城氏の墓が残されています。
光明寺は、伊達朝宗夫人結城氏の菩提寺として、建長年間(1255年頃)伊達政依によって創建され、伊達五山のひとつとして重要な寺院となっていました。慶長九年(1604)十七代伊達政宗が仙台に移る際に光明寺も移転。のち跡地に呂鈞和尚が福聚寺を開山し、代々朝宗夫人の墓所を守ってきたと伝わります。
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海量山 福聚寺へのアクセス
- 〒969-1712 福島県伊達郡国見町光明寺沼4−2
- 東北本線「貝田駅」より車で3分
- 東北自動車道「国見IC」より車で10分