loader image
Night Mode Night Mode
Day Mode Day Mode

陣ノ山館跡

天正十七年(1589)六月、会津の蘆名氏を攻めた政宗が、摺上原の戦いに勝利した翌六日から、黒川へ入城する同月十一日まで使用した陣城だという。

伊達天正日記 天正十七年六月六日条

むま 六日

天気昼時分雨少ふり申候、則やミ申候。金川・三橋御動也。大塩あけかたに引申候。けんたやしき(源太屋敷)罷出候則、瀬上殿てつほう指越御申候。御馬大寺近辺ニ御野陣御座候。夜入、金川・三橋・塩川・けいとく(慶徳)いつれも引申候。田村より御状参候。義重、守山へ御動被成候由御注進候。何事無之候よし御理にて候。けつくいてあ(結句、出合)ハせ五六人うち申候よし御申候。

『戦国資料叢書 伊達史料集(下)』

新編會津風土記巻之五十五 上西蓮村・下西蓮村

古蹟

館跡 村西八町二十間余地理山にあり、天正年中伊達政宗築ト云、本丸跡東西二十間・南北二十五間、二ノ丸跡東西十間・南北八間、三ノ丸跡東西二十間・南北二十五間、南北に升形ノ迹アリ、内隍外隍ノ形トモニ存ス、又南ノ方ニ馬場跡アリ

『新編會津風土記 巻三巻』

陣ノ山館跡へのアクセス

  • 〒969-3304 福島県耶麻郡磐梯町大谷地理山
  • JR磐越西線「東長原駅」より車で6分
  • 磐越自動車道「磐梯河東IC」より車で8分

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

書き出しに戻る
Close
著者一覧