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扶桑山 伊達院 桑折寺

伊達氏支流桑折播磨守の菩提寺で、桑折西山城主伊達晴宗が米沢に移る際に拝領したという山門が残る。

扶桑山 伊達院 桑折寺の来歴

桑折西山城の南西方向1.4kmの地点、伊達郡桑折町字新町には、扶桑山伊達院と号する桑折寺があります。桑折寺は、永仁五年(1297)遊行派第二祖真教上人の開基と伝わり、伊達氏の支流であった桑折播磨守の菩提寺でもありました。

桑折寺の山門は四脚唐門で、天文十七年(1548)伊達晴宗が西山城を破却し米沢城に移る際、城内の御門を賜って移築したと伝えられています。唐破風、禅宗様建築で、正面に「伊達院」の扁額があり、元文六年(1741)の年紀があります。屋根は厚手の茅葺でしたが、解体修理の折に銅板葺に変更されました。

扶桑山 伊達院 桑折寺へのアクセス

  • 福島県伊達郡桑折町新町32
  • 東北本線「桑折駅」より車で4分
  • 東北自動車道「国見IC」より車で9分

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