安福河伯神社の来歴
亘理町北部、阿武隈川沿いの小山に、阿武隈川(安福)の神(河伯)を祀る安福河伯(あふくかはく)神社があります。ここは延喜式神名帳にも載る由緒ある神社で、日本尊命の勧請と伝えられており、阿武隈川下流の治水用水、朝廷の北辺守護として重要な場所だったと考えられています。
安福河伯神社は古来近郷の人々に崇敬され、旧藩時代には亘理伊達家から手厚く保護されていました。安政五年(1858)に建てらた本殿は、建築年月のわかる貴重な建物として町指定文化財となっていますが、慶長七年(1602)には亘理領主伊達成実が社殿を造営し、祭粢料を寄進したと伝えられています。
安福河伯神社へのアクセス
- 〒989-2383 宮城県亘理郡亘理町逢隈田沢堰下220
- 常磐線「逢隈駅」より車で6分
- 常磐自動車道「亘理IC」より車で10分