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白石城跡/市指定史跡 裁松院墓所/琥珀山 宝積寺跡

主郭には伊達晴宗夫人で政宗の祖母に当たる栽松院の墓が残る。

仙台藩六二万石の中心地として繁栄してきた仙台市。市域北部、雄大な泉ヶ岳の東麓、七北田川上流に旧根白石村(現泉区根白石ほか)があり、その七北田川と支流山田川に挟まれる段丘突端には、伊達晴宗夫人裁松院の墓碑が残る白石城跡があります。

白石城は、戦国期に白石三河の城であったとされ、主郭は東西一〇〇㍍、南北八〇㍍の規模で、北側から西側にかけて高さ三㍍程の土塁やその外側の空堀が良好に残されています。現在、主郭には宇佐八幡神社が建ち、また裁松院墓所と池跡、更には黒川郡の国人領主黒川氏の子孫のものと伝わる墓碑があります。

伊達晴宗夫人裁松院は、天正十九年(1591)政宗の岩出山移封に伴い、杉目城から根白石村に移り文禄三年に没しました。政宗は晴宗の墓がある宝積寺から能山和尚を招き、白石城南麓(字宝積寺前付近)に同名の寺を建立しました。現在の墓は、荒廃した五輪塔に代わり、五代藩主吉村が建て替えたものです。

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白石城跡へのアクセス

  • 〒981-3221 宮城県仙台市泉区根白石館下
  • 地下鉄南北線「泉中央駅」より車で20分
  • 仙山線「陸前落合駅」より車で19分
  • 東北自動車道「泉IC」より車で19分

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