宮城県最南端に位置し、仙台領南部の要害として重きをなした白石城の城下町、白石市。その中心に旧白石本郷(現白石市益岡町ほか)があり、六町と呼ばれた町人町のひとつ、本町には、大坂夏の陣のとき、戦火に遭った天王寺より持ち帰った阿弥陀如来立像を本尊とする功徳山 当信寺があります。
当信寺の山門は、旧白石城二ノ丸大手二ノ門を移築したもので、境内には真田信繁の遺児、阿梅・大八の墓があります。信繁の娘、阿梅の墓は如意輪観音の坐像で、その姿から虫歯に効くという迷信が生まれました。隣には片倉守信と名乗り、のち伊達家に召し抱えられた信繁の次男、大八の墓が並んでいます。
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瑞珠山 延命寺/旧白石城厩口門
功徳山 当信寺へのアクセス
- 〒989-0275 宮城県白石市本町62
- 東北本線「白石駅」より徒歩8分
- 東北自動車道「白石IC」より車で9分