常英山傑山寺にそびえる初代片倉小十郎景綱墓標の一本杉

宮城県南端に位置し、東北流する白石川に沿う県南の城下町、白石市。旧白石本郷の西部、独立丘陵の北側突端に伊達家重臣片倉氏の居城白石城があり、空堀で区切られた南側一帯、通称「兀山」の東側(旧寺囲)には、片倉家の菩提寺である常英山 傑山寺があります。

元和元年(1615)十月十四日、片倉小十郎景綱が没し、葬儀は円同寺住持泰岩によって行われ、此の地に葬られました。あえて墓石は造らず、現在白石市指定天然記念物となっている一本杉を墓標にしたと伝わります。葬礼に際し、政宗は自らの愛馬「片浜栗毛」を下賜、棺を引かせて長年の功に報いました。

墓標である一本杉の傍らには奥方の五輪塔が建立されているほか、丘陵南側の一画には、片倉家十一代以降の当主と代々の奥方が眠る片倉家墓所、並びに仙台松前氏の墓、丘陵北側の斜面には、片倉家のお抱え力士でのちに讃州谷風として四国に渡った白石出身の名力士、初代谷風梶之助の墓も残されています。

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常英山 傑山寺へのアクセス

  • 〒989-0248 宮城県白石市南町2丁目7−20
  • 東北本線「白石駅」から徒歩で20分
  • 東北自動車道「白石IC」から車で11分