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山王館跡/日吉神社/伊東肥前の碑

郡山合戦における伊達成実の陣所となった場所で、日吉神社境内には討死した伊東肥前の碑が残る。

山王館跡/日吉神社/伊東肥前の碑の来歴

福島県中部に位置する郡山市の南東に久保田(旧窪田村)の集落があり、南境を流れる逢瀬川の北方、現在日吉神社がある丘陵に山王館がありました。天正十六年(1588)政宗と佐竹・蘆名氏ら連合軍が逢瀬川を挟んで対峙した郡山合戦の際に築城され、政宗はここで敵方を視察したといいます。

政宗は、敵方は山王山方面を攻めると踏み、ここを陣所として敵襲に備えるよう伊達成実に命じます。約一ヶ月に渡る交戦ののち岩城・石川両氏の調停によって和議が成立、両軍は陣払いすることになりますが、激戦となったこの戦いで伊達側の伊藤肥前が討死し、境内には肥前を顕彰する碑が残されています。

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山王館跡へのアクセス

  • 〒963-8071 福島県郡山市富久山町久保田山王舘
  • 東北本線「郡山駅」より車で6分
  • 東北自動車道「郡山IC」より車で12分

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