山形県南東部、米沢盆地の南端に位置し、戦国時代米沢を本拠とした伊達氏によって城下町の原型が形成された米沢市。その米沢城下の外周東に旧東寺町(現米沢市福田町二丁目ほか)があり、当初、伊達郡梁川に創建され、伊達氏の遷移に従い米沢に移った金剛宝山 輪王寺があります。
輪王寺は、伊達氏九世大膳大夫政宗夫人蘭庭明玉禅尼の祈願により、十一代持宗によって嘉吉元年(1441)伊達郡梁川に創建され、伊達氏が居城を移す毎に輪王寺も随従し、慶長七年(1602)十七代政宗によって仙台へ、同十四年頃には此の地へ移されるも、度重なる変遷や大正の大火により、伽羅や多くの寺宝が消失してしまいました。
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仙台市
金剛宝山 輪王寺
金剛宝山 輪王寺へのアクセス
- 〒992-0033 山形県米沢市福田町2丁目3−132
- 奥羽本線「米沢駅」より車で7分
- 東北中央自動車道「米沢中央IC」より車で8分