南奥羽歴史散歩
みやぎ‐けん【宮城県】 東北地方中部の県。明治元年(一八六八)に陸奥国から分かれた陸前国の大部分と磐城国の一部分とにあたる。同四年の廃藩置県により仙台県が成立。翌年、宮城県と改称、同八年磐井県の一部、同九年に磐前県の一部を合併して現在の県域が定まる。県庁所在地仙台市。 『精選版 日本国語大辞典』
宮城県最南端、伊達領南の国境を守る城であった片倉氏 …
田村定廣が一族の菩提を弔うため愛宕山に建立した田村 …
伊達稙宗の次男で大崎氏の養子となった小僧丸義宣がこの地で討たれた。
蟄居後に暮らした愛宕山中腹にひっそりと残される小納言喜多の墓。
関ヶ原の緒戦を飾る白石城攻めの際、政宗が本陣を構えた陣場跡。
旧白石城ニノ丸で一刻毎に時を知らせた時の太鼓が現存する。
初陣となる相馬氏との戦いで、政宗の拠点となった複郭式の平城。
伊達と相馬の係争の地に今も残る伊達家臣中島氏の居城。
神明社一ノ鳥居付近に建っていたという旧白石城厩口門が現存する。